お台場デート4
お台場の観覧車は、16分で1周するという。
ゴンドラは、じれったいくらいにゆっくり、ゆっくり動く。
だけど私は、1秒でも早く脱がなければいけないと
焦りと、こんな場所ではできないという気持ちがせめぎあっていた。
気が付いたら、私は一糸まとわぬ姿にされていた。
いや、もしかしたら「自分の意志でなっていた」といえるのかもしれない。
観覧車のかすかな揺れで、夢を見ているようだった。
ご主人様の指が、私の中に入ってきた。
いつものように、慣れた手つきで。
「あっ…」
そこはもう、何も愛撫をしていないのに、ビショビショだった。
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