お台場デート6
何十分くらい、私たちは、体を重ねていただろう。
お台場の観覧車は、一周が16分だというから、体を重ねはじめてから経っている時間は、ほんの数分なんだろう。
それなのに、永遠のように長い時間に感じた。
顔を上げて、もう一度重ねた私の唇には、ついさっきのご主人様の温もりと潤い、
そして香りが残っているのが分かる。
「…んんっ…」
唇の間から漏れる声には、快感の色が混じり始めていた。
彼を受け入れながらのキスは、私を少し大胆にする。
「もっと舌を出せよ」
ご主人様に言われて、私は長く長く舌を絡ませる。
彼の唾液と私の唾液が、マーブルのように混ざっていくのを感じた。
関連記事
-
-
「普通のゴンドラ、大人2枚ですね」
観覧車に乗りこむと同時に夕陽が落ち、私たちは不思議な空間へとリン
記事を読む
-
-
自分はこんなに敏感だったのだろうか。
それとも、観覧車の中という非日常のシチュエーションが、そうさせ
記事を読む
-
-
立ちバックの快感を知ったのは、ご主人様と抱き合うようになってからだ。
突き上げられるたびに、子宮が震
記事を読む
-
-
「健全なデートに行こう。俺、お前とお台場に行ってみたいんだよね」
えええっ!すごい、嬉しい!
私がご
記事を読む
-
-
セックスの後は、うすぼんやりとした余韻に浸るのも幸せの1つだ。
だけど、今の私たちにはその時間は残さ
記事を読む
-
-
クリトリスを緩やかに愛撫しながら、ご主人様の指が私の中に侵入してきた。
「こうやって指を入れると、締
記事を読む
-
-
お台場の観覧車は、16分で1周するという。
ゴンドラは、じれったいくらいにゆっくり、ゆっくり動く。
記事を読む
-
-
そもそもお台場に来ること自体、久しぶりだった。
男性と2人で来ることなんて、10年以上ぶりかもしれな
記事を読む
-
-
ご主人様の指が、パンティの中をまさぐるようにするするとのびてきた。
私は思わず、ビクンと体を揺らした
記事を読む