痴漢プレイ
公開日:
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痴漢
どう考えても、私のそばに寄ってきている男がいる。
男のカバンが、私の胸にあたっているんだもの。
「待ち合わせですか?」
うわっ、話しかけてきた。
「はい」
短く返事をして電車を降り、反対側のホームの車両に乗り換えた。
男もついてくる。
上り方面の電車は、土曜だというのに殺人的な混みようだ。
ぴったり密着しているので、男は私のスカートの中に手を入れてきた。
ダメ、これ以上触ったら…私がノーパンでノーブラなのを、知られてしまう。
男の指は、私の心の中を見透かしたように、どんどん侵入してくる。
あっ、中に入った。
最初はゆっくり、だんだん早くかきまわしてくる。
「気持ちいい?」
私、短く頷いた。
「待ち合わせって、さっき池袋で一緒だったあの人と?
その人との約束はやめにして、俺と遊ばない?」
それは無理。
だって、痴漢に遭うのもご主人様の命令だから。
男に触られながらも、私はこの車両のどこかにいるはずの、彼を探している。
ご主人様との出会いは、ほんの数か月前…
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