ご主人様との出会い 

公開日: : 出会い

彼との出会いは、ほんの数か月前…
「今度、2人で会いませんか?」
そう、彼との出会いは、スワッピングだった。
私は、たまにスワッピングをしている。
スワッピングは、複数のカップルがお互いのパートナーを取り替え、同室もしくは別室で行う集団的性行為のこと。
いろいろなパターンがあるけれど、私は2vs2くらいで行うことが多い。
一緒に行く相手とは完全な割り切り型で、基本的にはプレイを楽しむ感じ。
かれこれ5年以上の付き合いになりますが、一緒に食事をしたのは、数えるほどしかない。
その日は無理やり仕事の予定をずらしたので
「あーあ、給料が減ってしまう」
というのが正直な心境。時給で働いているからね。
でも、約束しちゃってるから行くしかない。
その日は別室プレイということで、時間もないので顔合わせの後、いざ、別室へ!
そこにいたのが、後にご主人様になる彼だった。
アノ形、騎乗位になった時に奥に当たる。
ああ…ダメ、自分から動いてしまう…
アソコを触ってみたら、始まったばかりなのにグチャグチャだった。
本当は、パートナーの了解を取らないとダメなんだけど。
スワッピングの時、2人で会おうと誘ってくる人、何人かはいるんだよね。
いつもの私は、連絡先は教えないことが多い。
時間を、別枠で作って会いたいと思える人は、そんなにいないし。
しかし、今回ばかりはノリで携帯のアドレスを教えてしまった。
表面的な理由としては、会えそうな時間帯が一致したことと、快楽に負けたのだろう。
あと好奇心。
まさか、これがもう一つの快楽の扉を開くことになるなんて…
***
「あの時のお前は、とても冷たかった」
ご主人様に言われたことがある。
「ホテル滞在時間が3時間しかなかったのに、プレイ時間を1時間に指定してきた。お前は冷たい女だ(‘_’)
ひえー、ごめんなさい!!!
「だから俺は、やる気がなかったが…
お前の瞳の奥のM性を見て、また会いたいと思った」
あの時、ご主人様はプレイ時間をきっちり計測し、セックス45分、連絡先交換15分…
卓越した時間管理により連絡先を聞かれた私は今、彼の腕枕で安らいでいる。

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