お台場デート5
自分はこんなに敏感だったのだろうか。
それとも、観覧車の中という非日常のシチュエーションが、そうさせているのだろうか。
愛撫らしい愛撫をしていないのに、泉の中からお湯があふれるように濡れていた。
ご主人様は、私に膝の上に乗るように指示する。
「は……あぁぁぁっ!」
ご主人様の上に座るような格好で、私は彼を受け入れた。
奥までつながったところで、ご主人様はゆっくりと腰を動かし始めた。
日が沈むにつれ、星のような夜景が私たちを照らした。
観覧車に乗る前は「誰かに見られたら…」と思っていたけれど、ご主人様に体を預けていたら
その気持ちはなくなっていた。
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